土から離れては生きられない
情報が多すぎる、ぼわぼわの社会で、ぼわぼわの縁をふわふわすべってるような
あたまになってしまった私は、去年宮﨑駿に平手打ちされました。
「土から離れては生きられないのよ」
自粛期間てのは色んなことに手を出す良い機会でもあった。
同じ音楽でも自分がやらない楽器、ジャンルなど
そういったものに手をつける時間がたっぷりあった。
やってみたからこそ、見えたものがたくさんあった。
土から離れては生きられない。その通りだった。
自分は自分の音楽をやらなくちゃ。
2022年11月ピアノ・エラというイベントでめぐろパーシモンホールで聴いた
タチアナ・パーハ&アンドレス・ベエウサルトのコンサートから
少しずつ感覚が戻ってきた感じがした。
あの澄み切ったこわいほど鋭い空気。
ちょっとでも油断したらかまいたちのごとく肌が切れてしまいそう。
私の好きな音楽にはそういった一面がある。
「ばばさま、耳が痛い」
あの空気そのものだ。
怒りなのか悲しみなのか、大地に満ちている何か。
「土から離れては生きられないのよ」
笑顔なのに難しい顔してた20歳の頃の私が今の私に言ってる。
きみたちはどう生きるか。
私はどう生きる?
リーテ・ラトバリア・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール
我を助けよ 光よ甦れ
心を突き刺す、その光よ、甦れ。
今日もお仕事ごくろうさま
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